SkyLink Technologies Co.,Ltd.

TECHNOLOGY

LICENSING技術供与について
「チルトウイング機構」と「姿勢制御プログラム」を提供
長距離飛行可能なチルトウイング機の製造を実現
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eVTOLより遠くへ、ヘリコプターよりも早く。
ジェット機よりも便利に。

KEY TECHNOLOGY

SPEC

STORY

  • PROTO TYPE 01 2018 QTW 試験機
    QTW試験機からSLTの機体開発はスタートしました。
    当初より長距離・高速移動を実現する機体の開発を目指していました。
    前後にチルトウィングを備えた機体は、ホバリング性能に優れる一方、システムが複雑になります。この構造では、前後の大型翼が傾き、メインプロペラが4基になるため部品点数が増加します。さらに、長距離飛行を目指すエンジン駆動を採用しており、エンジン停止時でもプロペラを動かすためのHに配置されたシャフトや、前後のギアボックスなど複雑な構造が必要となり、製造コストが高くなります。
    また、飛行中に前のプロペラから発せられた空気を後ろのプロペラが吸い込むことで騒音や振動が発生し、乗り心地を損なうことがわかりました。
    機体の製造コスト、乗り心地からもこのアイデアは採用となりませんでした。
  • PROTO TYPE 02 2020 Lift&Cruise 試験機
    QTWからリフトアンドクルーズ試験機へコンセプトを切り替えます。
    上向きのプロペラ(リフト用)と前向きのプロペラ(クルーズ用)を別々に搭載する構造を持ちます。
    コンパウンドヘリコプターに近い設計となっており、時速350kmまでの速度が見込めましたが、かねてより目指していた長距離・高速移動を実現するにはさらなる技術革新が必要であり、実現の難しさからリフトアンドクルーズの採用とはなりませんでした。
  • PROTO TYPE 03 2021 Vectored Thrust 試験機
    空飛ぶクルマの設計は大きく3つに分類されます。1つ目は「マルチコプター」、2つ目が「リフトアンドクルーズ」、3つ目が「ベクタードスラスト」です。
    この中で、長距離・高速移動の可能性があるのは「リフトアンドクルーズ」と「ベクタードスラスト」です。最初に取り組んだのはクワッドチルトのベクタードスラスト機でしたが、システムの複雑さやコストの問題から適切ではないと判断しました。次にリフトアンドクルーズ機の研究に進みましたが、速度の問題からこちらも断念。より理想的な性能を達成できる機体を目指しトライアンドエラーを繰り返す中で、最適な形が「一枚羽のチルトウイング」であることがはっきりとしてきました。この設計は機体の構造がシンプルでありながら、求める性能を十分に達成できます。
    現在開発を進めている「一枚羽のチルトウイング」の機体では目標であった時速650km、航続距離1,400kmを達成できる見通しが立っています。
  • PROTO TYPE 04 2024 Technology Transfer 技術供与
    需要が高まりつつある長距離飛行の課題に対し、当社の開発するチルトウイング機構の製造技術と姿勢制御プログラムの技術供与を開始しました。
    ドローンメーカー等が既に持っているエンジン式産業用ヘリの機体などをベースに組み合わせることで、時間とコストを削減しながら、長距離飛行というニーズに応えられる、競争力の高いチルトウイング機のラインを獲得できます。
  • PROTO TYPE 05 2025 Manned Vectored Thrust 有人技術実証機
    最終的にパイロット1名と乗客4~6名を載せられる機体のロールアウトを目指し、まずは1人~2人といった少人数が乗ることのできる機体を造り、量産機の設計と型式証明取得に向けたデータを収集します。